The Beatles 【 Yer Blues 】 -3- ジョンの好調とバンド演奏へのこだわり ○【年表】 1968年7月24日Sexy Sadie第2回録音 1968年8月13日Yer Blues第1回録音 Sexy Sadie第3回録音(100～111テイク）再リメイク 1968年8月14日Yer Blues第2回録音 What's The New M…

The Beatles Lyrics 名作誕生 【 Yer Blues 】 -2- 変更されたEsher Demos（イーシャー・デモ）の歌詞は何だったのか ○【資料】 Yer Bluesもインドで書いた （プレイ・ボーイ・インタビュー1980完全版 P.347） :ジョンがインドで書いた曲だからEsher Demos（…

【 Yer Blues 】 -1- 今の感想 ○このセッションでの録音16曲目。ジョンの曲 ビートルズのバンド演奏から離れつつあったポールに対してジョンはどこまでもバンド演奏にこだわっている。 このWhite Albumの曲の中でも一番のジョンのお気に入りではないだろうか…

【 Mother Nature's Son 】 -8- 【まとめ】 「White Album」セッションでの録音15曲目 ○Mother Nature's Son について マハリシがした自然に関する講話を聴いてポールはMother Nature's Sonを作りジョンはChild Of Natureを作った1968年3月26日～5月25日にリ…

Paul McCartney、ケン・スコット、George Harrison、George Martin 【 Mother Nature's Son 】 -7- この時にポールとジョン、リンゴとは険悪だったのか ○【年表】 1968年8月20日Mother Nature's Son第2回録音完成 Yer Blues第3回録音完成 ：Mother Nature's …

donovan、Paul McCartney 【 Mother Nature's Son 】 -6- ポールが無意識のうちにビートルズから離れていっていることについて ○【資料】 White Albumにおけるポールの単独作にあきらかなように以後のポールはテーマ云々を超えたレベルで曲を書くようになる…

ティンパニ 【 Mother Nature's Son 】 -5- 第2回録音での完成、ポールは録音の過程で何に気づいたのか ○【資料】 1968年8月20日Mother Nature's Son第2回録音完成 第24テイクにオーバー・ダブ第24テイクをリダクションして第26テイクとして、オーバー・ダブ…

ポール・マッカートニー 【 Mother Nature's Son 】 -4- 第1回録音でのポールの溢れる意欲と「Not Guilty」への低い関心について ○【資料】 1968年8月9日Mother Nature's Son第1回録音 第1～25テイク （ポールは）ほかのメンバーが帰ったあともスタジオに残…

1968年6月11日 【 Mother Nature's Son 】 -3- アレンジを誰がいつ決めたのか ○【資料】 1968年6月11日 A】 Blackbird/congratulationsB】 Blackbird-リハーサルC】 Helter Skelter / Blackbird ～中略～ I】 Mother Nature's Son / Blackbird-リハーサル ～…

Nat King Cole 【 Mother Nature's Son 】 -2- ポールはいつ、どこで作成したのか ○【資料】 Esher Demos（イーシャー・デモ）14曲目 完成版に近い出来。ボーカルを模索している様子も窺われる。 （レコード・コレクターズ 2018年 12月 P.95） ：この曲はEsh…

White Album 【 Mother Nature's Son 】 -1- 今の感想 ○このセッションでの録音15曲目。ポールの曲 ハードな曲が集められたC面熱を冷まし落ち着かせるように配置されている。 Blackbirdに続くポールの弾き語り美しいメロディと美しい情景を歌った歌詞 ラブ・…

【 Not Guilty 】 -6- 【まとめ】 「White Album」セッションでの録音14曲目 ○Not Guilty について 作成はWhite Albumセッションに入る前4人によるライブ演奏クリスはハープシコードを弾いていない。弾いたのはジョン曲自体はジョージの自信作ソロになってか…

アルバム「慈愛の輝き」 【 Not Guilty 】 -5- なぜアルバムに収録されなかったのか ○【資料】 アセテート盤用にラフ・モノ・ミックスが作成されたがレコーディングはこれ以上先に進められず2枚組みアルバム「ザ・ビートルズ」に収録する目的でモノ/ステレオ…

George Harrison 【 Not Guilty 】 -4- 第3回録音と第4回録音で録音が完成するまで ○【資料】 1968年8月9日第3回録音 第99テイクをリダクションして第102テイクを作成。 第102テイクにオーバー・ダブ セカンド・ドラム・トラック、セカンド・リード・ギター…

クリス・トーマス 【 Not Guilty 】 -3- ハープシコードはジョンではなくクリス・トーマスが弾いたのか ○【年表】 1968年5月30日Revolution録音（1と9の原曲）初日、第18テイククリス・トーマスがジョージ・マーティンのアシスタントとして参加する。 1968年…

George Harrison 【 Not Guilty 】 -2- Esher Demos（イーシャー・デモ）と第1回録音と第2回録音について ○【資料】 「ホワイト・アルバム」(3CDデラックス・エディション)の3枚目（Esher Demos）26曲目 （レコード・コレクターズ 2018年 12月 P.96） ：Eshe…

【 Not Guilty 】 -1- 今の感想 ○このセッションでの録音14曲目。ジョージの曲 ここまでのセッションで、ほぼ1枚のレコードの曲数が録音されたジョージの曲で録音されたのはWhile My Guitar Gently Weepsの1曲だけだった これにジョージは不満を持っただろう…

【 Hey Jude 】 -25- 【まとめ】 「White Album」セッションでの録音13曲目 ○Hey Jude について ジョンとポールは協力してこの曲を作った。最初からシングル用の曲として書かれた。Hey Judeを完成させた時フランシーは現場にいた。歌詞は最初、ジョンの息子…

Hey Jude, single 【 Hey Jude 】 -24- シングルA面になった経緯について ○【年表】 1968年8月8日Hey Judeモノ・ミキシング 1968年8月30日シングルHey Jude / Revolution ：録音された後、8月8日にモノ・ミックスが作成された。シングルのみの予定だったので…

Hey Judeのプロモーション・ビデオ、1968年9月4日 【 Hey Jude 】 -23- プロモーション・ビデオでの演奏について ○【資料】 レコードのテイクから後半のアドリブ・ボーカルを抜いたテープを流しそれに合わせて演奏している。 前半もレコードと生録りのダブル…

ザ・ビートルズ 1+ 【 Hey Jude 】 -22- ザ・ビートルズ 1+ のDVDは3つのテイクのうちのどのテイクなのか ○【資料】 テイク2が英国でTV番組「フロスト・オン・サンデー」で放送された。テイク1と3を編集したものが米国で放送された。 テイク1の全長版が1996…

Hey Judeのプロモーション・ビデオ、1968年9月4日 【 Hey Jude 】 -21- プロモーション・ビデオはいつ撮影されたのか ○【資料】 1968年9月4日 監督：マイケル・リンゼイ = ホッグ収録場所：トゥイッケナム・スタジオ 実際に撮影されたのはHey Judeがアメリカ…

Paul McCartney 【 Hey Jude 】 -20- なぜ「Fucking Hell｣を消さなかったのか。 ○【資料】 2分57秒あたりでピアノを間違え「No」と言った、その2秒後。 今度はThen youll begin to make it betterの歌詞のbeginの後ろで「Fucking Hell!」と言っている。 オフ…

Linda Eastman, Paul McCartney 【 Hey Jude 】 -19- 歌詞の「彼女」はリンダなのか。 【年表】 1968年5月14日ポールがリンダと再会し密かに会うようになる。 1968年6月20日～6月25日ポールとリンダがアメリカで一緒に過ごす。 1968年7月20日～7月25日ポール…

Paul McCartney, Jane Asher 【 Hey Jude 】 -18- 歌詞の「彼女」はジェーンなのか。 ○【年表】 1963年5月9日ポールとジェーン・アッシャーが付き合い始める 1964年～1966年ポール、ジェーンの実家で一緒に暮らす 1967年12月25日ポールとジェーン婚約発表 19…

The Apple Boutique, Aug.1968 【 Hey Jude 】 -17- ポール自身のことを歌った歌詞であれば歌詞の「彼女」はフランシーなのか。 ○【年表】 1968年7月20日～7月25日ポールがHey Judeを閃いた 1968年7月26日ジョンとポールはロンドンのポールの家(Cavendish Av…

オノ・ヨーコ、John Lennon、Paul McCartney 【 Hey Jude 】 -16- 歌詞は誰に向けてのメッセージなのか ○【インタビュー】 ジョン 僕はいつも自分に向けられた曲として聴いていた。「Hey Jude-Hey John」 この曲は僕へのメッセージとして聴くこともできる「G…