The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-385- 【Savoy Truffle】

【　Savoy Truffle　】　-7-

【まとめ】

「White Album」セッションでの録音28曲目

○
Savoy Truffle　について

この曲には後半の歌詞にOb-La-Di,Ob-La-Daがでてくる。
自分へのポールの傲慢な態度を歌詞で皮肉った
歌詞にするくらいジョージには明らかにポールへの不満があった。
ジョンは参加していない
ジョンのギターは不要と判断された。
ブラスはクリス・トーマスによるものだ。
クリスの新しい音楽性がこの曲を他にない唯一無二のものにした。
White Albumでの最後のレコーディングはSavoy Truffle
クリスはブラスのスコアとピアノ、オルガンを弾いた。
タンバリンとボンゴはリンゴではない。
誰が叩いたのかは不明だ。
セッションが始まってから作った曲だ
この曲は評価が高い。

○
ビートルズの状態について

ジョージにはポールへの不満がありそれはとても大きく限界に近いものだった。
ポールはジョージの不満に気がついていたが、ポールは気にしていなかった。
ジョージは1人でジョンのような変拍子の曲、
ジョンのような激しいロックン・ロールを完成できるようになっていた。
ジョンの参加なくビートルズの曲作りを可能にしてみせた。
ポールを恨んでいるのに協力はしてほしいという葛藤がある
マーティンは2人がうまくいっているのがわかったからブラスのアレンジを
クリスに頼んだのだろう。一方マーティンとジョージはうまくいっていない。
ポールとジョージの関係は反目したり協力したりを行き来している。
同じバンド内のライバル同士というのが最も近い関係なのだろう。
ジョンが参加していないジョージのビートルズでジョンのような傑作ができた