The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。 -203- 【While My Guitar Gently Weeps】
【 While My Guitar Gently Weeps 】 -1-
今の感想
○
このセッションでの録音12曲目。
ジョージの曲
「Sexy Sadie」でも絶好調のバンド、ビートルズ。
その勢いのまま次の曲、「While My Guitar Gently Weeps」にとりかかる。
White Albumのセッションが始まって2か月
ようやくジョージの1曲目が録音される。
すでに11曲が録音されている。
リンゴのボーカル曲はすでに2曲が録音されている。
ジョージはどんな気持ちなのだろう。
どうして私の曲はとりかかってくれないのだろうと思ったのだろうか。
そうだとすると、この時ジョージのグループへの不満は高いのではないか。
ただ、この時のグループの状態は今まで見てきたとおり非常に良い。
そして、8トラックがこの曲から開始になった。
勢いに新機材で止められない。
また、White Albumではアレンジは作曲者が全て決める。
プロデューサーのマーティンとは決裂している。
このルールはジョージにとっては厳しいものだったのではないか。
このようにしたいとジョージが思ったとする。
でも、ジョンに言ってその通りにジョンが弾いてくれるのか。
気に入らなくてもダメだと言えるのか。
ポールに言って取り合ってもらえるのか。
リンゴだけはやってくれるだろう。