The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-202- 【Sexy Sadie】
【 Sexy Sadie 】 -24-
【まとめ】
「White Album」セッションでの録音11曲目
○
Sexy Sadie について
インドで作った最後の曲
マハリシへの失望から直接生まれた曲
木片に彫られた歌詞が残っている
リリース当時はマハリシを非難した歌詞だということは広まっていなかった
「Maharishi」への絶縁状
ピアノはポール
ジョージのセンスのよさ、アレンジ能力が秀逸
○
ビートルズの状態について
メンバー全員、特にジョンがマハリシに夢中になった
ビートルズはブライアンを失う前からマハリシに出会い心酔していた
ジョンはオノ・ヨーコをインドへ連れて行こうとした。
すでにジョンは精神的な繋がりをオノ・ヨーコに感じていた。
ジョージの妻、パティからジョージを介してビートルズにマハリシがもたらされる
ジョンはインドにまでマハリシから母を受け取りにいった。
ジョージとポールの間に問題はなかった
ジョンとポールの間はとても和やかで元気で仲がいい。
一切の問題は感じられず以前からずっと続いている良好な関係だ。
White Album以前のビートルズがこんな歌詞を歌うことは考えられない。
ジョンはWhite Albumで本来の姿に戻っている
ポールはジョンさえいれば怖いものはない。
ジョンとポールの二人とスタッフは対立している
オノ・ヨーコの「ビートルズならもっとまともなSexy Sadieをやれるはずだ」
はビートルズへの非難ではなくスタッフとの険悪な状態へのとりなし
ジョンと共にスタッフと対立したのはポールだけではなくジョージもそうだった
メンバー3人とジョージ・マーティンの間は険悪
ポールもジョージもマーティンをはじめとしたスタッフ、会社側に反乱し闘争を
しかけたジョン側
マーティンは指揮権を失った
マーティンは打ちのめされたはずだ。今まで積み上げてきた連帯感、
ビートルズとの一体感、自信、立場、すべてが失われた。
ジョンはビートルズ(ポール)ではすでにもう限界だった
ポールからオノ・ヨーコへと移る間に「Maharishi」をはさんでいた