The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-393- 【Long Long Long】
【 Long Long Long 】 -3-
作成日と歌詞について
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【資料】
1968年8月の中旬にジョージは作曲した。
(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.217)
:
セッションが始まってから、この曲は完成している。
1968年8月中旬にジョージは作曲した。
○
【資料】
ジョージの手になる原稿は、1968年8月11日の週を切り取った日記の
ページに書かれている。
こうして曲のつくられた日付が確認できるのは、珍しいケースだろう。
末尾にジョージは自作曲のタイトルを列挙している
Savoy Truffle、Piggies、Not Guiltyである。
ジョージの手になる歌詞。
これは歌詞を書いた当日の日付だろうか?
(ビートルズ・リリックス名作誕生 P.379)
:
ジョージの手書きの歌詞が残っている。
この歌詞は日記帳に書かれている。
もっとも写真を見る限り日記帳かスケジュール帳かはわからない。
1968年8月11日から14日にかけての欄に歌詞が書かれている。
この欄に書かれているから作られたのは8月11日から14日だろうと
推測されている。
末尾にジョージは他のWhite Album用の録音曲を記載している。
収録曲候補を検討したのだろうか。
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【資料】
神への愛を捧げた歌詞
(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.217)
:
歌詞は神への愛だ。
ジョージの信仰心を歌っている。
○
【資料】
ジョージによるとこの「You」は神のこと
(The Beatles Sound Book Vol.3-2 Official Numbers P.42)
:
歌詞の中の「You」は神のことだ。
神への愛を歌っている。
○
【資料】
スタジオにインドから取り寄せたお香を焚いてレコーディングした
:
この曲のセッションの時にインドの香を焚いた。
神への愛を意識したのだろう。
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【資料】
ジョージの甘ったるいラブ・ソング
だが「I・ME・MINE」のなかでジョージは、これは女性ではなく
神のことをうたった曲だと語っている。ふーむ。
(ビートルズ・リリックス名作誕生 P.379)
:
本の中で神への愛の曲だとジョージは語っている。
この資料の作者はその発言を疑っているようだ。
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【資料】
ジョージ
この曲のコードは「ローランドの悲しい目の乙女」からきた
(The Beatles Sound Book Vol.3-2 Official Numbers P.42)
:
コード進行は「ローランドの悲しい目の乙女」を使用した。
ジョージはそう発言している。