Beatlemania's Blog ~ビートルズ研究~

ビートルズ・ファンがビートルズについて調べたことを書くブログ

The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-334- 【Birthday】

George Harrison



【 Birthday 】 -7-

 


誰がリード・ギターを弾いたのか

 


【資料】

クリス・トーマス

何日か前にこの晩TVでThe Girl Can't Help Itをやるって
ポールに言ったんだ

(The Complete Beatles Recording Sessions P.194)

 


映画「The Girl Can't Help It」がこの日に放送されると
ポールが知ったのはクリス・トーマスからだった。

二人の間には会話と交流があったのだろう。
ポールとクリスは仲がよくなっていたことがわかる。

クリスは数日前にポールに伝えた。
そこでポールはこの日にBirthdayを録音することに決めた。

 


【資料】

1968年9月18日
第1回録音
完成

録音は4トラックで始められたがその後オーバー・ダブのため8トラック
に切り換える。
編成はドラムス、リード・ギター、ベース・ギター、タンバリン、ピアノ
手拍子(マル・エヴァンズが参加)、バック・ボーカル、それにリード・ボーカル
(大部分はポールだが数箇所でジョンが加わる)

(The Complete Beatles Recording Sessions P.194)

 


映画の放送のあったこの日にビートルズは録音し
この日で完成させた。

最初は4トラックで録音し8トラックにコピーされた。
編成はドラムス、ギター、ベース、タンバリン、ピアノだった。

 


【資料】

四人による演奏

(これがビートルズだ P.203)

 


4人での同時演奏だった。
ドラムス、ギター2本、ベースの基本構成だ。

 


【資料】

ジョージのリード・ギターがリフを弾いている。
ポールがベース

(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.213)

 


ジョージはリード・ギターを弾いた。
ポールはベースだった。

 


【資料】

ジョンはツイン・ギターの低い方を弾いている
ジョージは高い音で聴こえるリフだ

(全曲解明!!ビートルズサウンズ大研究(下) P.89)

 


ジョンはもう1本のリード・ギターを弾いている。
ジョンは低い音のほうのギターだ。

ジョージは高い音のほうのリード・ギターだ。
2人でリード・ギターを弾いている。

 


【資料】

フィルなしでビートを刻み続けるだけのドラム・ソロが8小節

レコード・コレクターズ 2018年 12月 P.85)

 


ドラムソロがある。
とても珍しい。

 


【資料】

ジョン、ポール、ジョージの順に入ってくる
Yes we're going to a party,party

The Beatles Remastered CD Guide P.153)

 


Yes we're going to a party,partyのコーラスは
順番にジョン→ポール→ジョージの順で重なる。

 


【資料】

アウトテイクは流出していない

21テイクが録音されリダクションされて22テイクとなっている

(Complete Beatles Audio Guide P.126)

 


この資料ではアウトテイクはでていないとしている。
ずっと流出していなかったのだろう。

21テイクが録音されたとしている。
20テイクとする資料もある。

 


【資料】

Birthday テイク2 インストゥルメンタル・ヴァージョン

スーパー・デラックス・エディション セッションズ
6-7

レコード・コレクターズ 2018年 12月 P.93)

 


テイク2が公式にリリースされた。
ベーシック・リズム・トラックでありボーカルはない。

スーパー・デラックス・エディションの6枚目
7曲目で聞ける