The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-324- 【I Will】
【 I Will 】 -8-
ジョンとポールの仲はよかったのか
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【資料】
I Willの和気あいあいとしたセッションのあいまに、
ポールはしばしば即興モードに入ってアドリブの歌を披露した。
この時即興で演奏された曲のひとつに
Step Inside Loveがあった。
これはポールが1967年に書いてシラ・ブラックに贈った曲。
続いてジョンがふざけて発したひとことに刺激を受けたポールが
楽しい気分を長続きさせようと、その場で作った
Los Paranoiasというナンバーをジョンやリンゴといっしょに演奏している。
(CD版 Anthology3 P.16)
:
I Willのセッションは和やかだった。
3人で心地よいセッションを楽しんでいた。
ポールはしばしば即興でアドリブの歌を披露した。
そのうちの1曲がStep Inside Love
1968年5月8日にシラ・ブラックが歌ってリリースした。
英国で8位のヒット。
その曲に続けてジョンがふざけて叫ぶ。
その言葉に刺激されてポールが即興で歌う。
ポールはセッションでの楽しい気分を続けたかった。
だから即興でLos Paranoiasを歌った。
ジョンもリンゴも楽しかったのだろう。
一緒に演奏している。
○
【資料】
第34~35テイクがCD版 Anthology3に入っている。
最初の2分8秒と2分31秒から2分50秒の部分だ
(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.212)
:
この時の様子をCD版 Anthology3で聞ける
1-23曲目。
3人はとても楽しそうだ。
その様子が聞き取れる。
この即興曲でのセッションを聞くと3人がとても楽しく
いい雰囲気で演奏しているのがわかる。
3人は楽しんでいる。仲がよくなくてはできない。
3人はうまくいっている。ジョンとポールは仲がいい。
ポールのリンダへの恋の歌をジョンは作るのを手伝った。
この歌はリンダとの恋のいきさつを書いている。
ポールはリンダとの恋の仔細をジョンに話している。
ジョンはそのうえで作詞を手伝い一緒に演奏して曲を完成させた。
ジョンはこの曲に立会ってポールに協力している。
また、ポールとリンダの恋そのものにも立会って協力している。
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【資料】
Can You Take Me Backは第19テイクに入っている。
Step Inside Loveは第35テイクに、Los ParanoiasはStep Inside Loveの後に
、The Way You Look Tonight、Down In Havanaはアドリブ集というテープに
入っている
(Complete Beatles Audio Guide P.125)
:
ポールのアドリブは他にもあった。
一番有名なのはCan You Take Me Backだ。
第19テイクに入っているこの曲はWhite Albumに収録された。
他にもThe Way You Look Tonight、Down In Havanaという即興曲がある。
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【資料】
第34テイクのStep Inside Loveの終わりに第35テイクとアナウンスされた。
ジョンはLos Paranoiasと叫んだ。
架空のバンドの名前だった。
ジョンはマンゴー、パパイヤと叫んだ。
ポールはBesameとかTikki taviとか適当な言葉で返した。
このやり取りが終わった頃ケン・スコットが第36テイクと言ったが
ポールは続けてI Willを歌えなかった。
(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.212)
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Step Inside Loveの終わりにジョンはLos Paranoiasと叫ぶ。
その後にポールの即興曲、Los Paranoiasを歌う。
ジョンとリンゴが一緒に演奏している。
ジョンは打楽器を叩きリンゴはマラカスを振る。