Beatlemania's Blog ~ビートルズ研究~

ビートルズ・ファンがビートルズについて調べたことを書くブログ

The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-278- 【Rocky Raccoon】

Donovan、Paul McCartney



【 Rocky Raccoon 】 -8-

 


曲作りの過程

 


【資料】

ポールがジョンとドノヴァンの助けを借りてインドで作った曲

The Beatles Sound Book Vol.3-2 Official Numbers P.36)

 


インドのリシケシュで作った曲。
ポールはジョンとドノヴァンのいるところで作ったのだろう。

 


【資料】

「ホワイト・アルバム」(3CDデラックス・エディション)

CD3 イーシャー・デモ 11曲目

二つの弾き語りを重ねているがポールが完成版にないメロディも披露

レコード・コレクターズ 2018年 12月 P.95)

 


この曲にはイーシャー・デモがある。
「ホワイト・アルバム」(3CDデラックス・エディション)で聞ける。

 


【資料】

CD版 Anthology3
1-21曲目

テイク8

Anthologyにて初期のテイクであまりよくないテイクが公開された。

(Complete Beatles Audio Guide P.123)

 


ベスト・テイクはテイク9
Anthology3にてテイク8を聞ける

 


【資料】

ここに収められたテイク8はおそらくマスター・ヴァージョンを
作ろうという意志のもとにスタートした演奏なのだろう。

しかし途中で失敗し冗談まじりのアドリブ演奏になってしまう

(Anthology 3 CD付属解説書 P.15)

 


テイク8は失敗テイク。
アドリブ演奏になる

 


【資料】

詩の中でロッキーが撃たれるシーンでポールは口で「ブキュン」と
銃の音を真似ているのだが、レコーディングではリンゴが両手で
スネアを叩き銃の音を強調している

(真実のビートルズサウンド P.390)

 


最初はロッキーが撃たれる銃声をポールが声音で表現していた。
本番ではリンゴがスネアを叩いている。

 


【資料】

White Album(スーパー・デラックス・エディション 2018)
CD5 セッションズ 9曲目

テイク8
冒頭でポールの語りやジョン・レノンのハーモニカが聞ける。
しみじみとした演奏だ。

レコード・コレクターズ 2018年 12月 P.93)

 


Rocky Raccoonは手探りで歌詞、アレンジを試して完成させていった。
テイク8でその過程が聞ける