The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-175- 【Helter Skelter】
【 Helter Skelter 】 -14-
シャロン・テイト殺人事件との関わりについて
○
【資料】
チャールズ・マンソンと彼のファミリーが「White Album」に啓示を受け
Helter Skelterを殺戮のテーマ曲だと解釈した
(ザ・ビートルズ・マテリアル vol.1 P.139)
:
チャールズ・マンソンがWhite Albumの曲を聴いて啓示を受けた。
Helter Skelterから間違った解釈をした。
○
【資料】
ビートルズの曲を聴いたマンスンは、ビートルズがハルマゲドンを予言していると
信じた。
「Helter Skelterが現れたときRocky Raccoonに率いられたブラック・パンサーが
Piggiesの処刑に立ち上がる」
とマンスンは信じたのだ。
(ビートルズ百科全書 P.334)
:
Helter SkelterのヘルはHell(地獄)
黙示録的な人種間戦争を歌っている
彼はハルマゲドンと狂信した。
彼は自分に都合よく思い込んだ。
○
【資料】
1969年8月8日ロマン・ポランスキー邸に押し入ったマンソンらは夫人
シャロン・テイトを殺害
(ザ・ビートルズ・マテリアル vol.1 P.139)
:
彼は映画監督ロマン・ポランスキーの家に押し入り
夫人であるシャロン・テイトを殺害した。
○
【インタビュー】
ポール
チャールズ・マンソンはHelter Skelterは黙示録の4人のホースマンに
関係があると解釈した。
僕は今でもその話自体、何のことだかわからない。
僕にはその理由が全くわからない。
恐ろしかった。
(書籍 The Beatles Anthology P.311)
:
ポールは戸惑った。
すべてがわからなかった。
自分の曲を狂信的に解釈され殺人の動機にされる。
ポールは恐怖を感じただろう。
せっかくのWhite Albumの傑作でありポールのRevolutionの対の曲が
桁外れの異端者によって悪い風評がついてしまった。