Beatlemania's Blog ~ビートルズ研究~

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The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。- 109- 【Ob-La-Di,Ob-La-Da】

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Paul McCartney, Rishikesh



【 Ob-La-Di,Ob-La-Da 】 -9-

 


Esher Demos(イーシャー・デモ)からテイク5へのアレンジの変化について

 


【インタビュー】

ポール
(インド)滞在中に「Ob-La-Di,Ob-La-Da」の一部を書いた。

(書籍 The Beatles Anthology P.284)

 


ポールはインドで作成した。
帰ってからすぐにEsher Demos(イーシャー・デモ)でデモ作成した。

 


【資料】

Esher Demos(イーシャー・デモ)

ポールの2本のギターとボーカルにタンバリンが追加されている
ジャマイカのリズムはまだない。

(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.170)

 


Esher Demosのデモとテイク5と比べてみると
テンポはほぼ同じ、アレンジも同じだ。

Esher Demosのアレンジをそのまま録音したことがわかる。
この曲はEsher Demosで完成していた。

ここの資料ではEsher Demosではリズムがまだジャマイカのリズムでないとしている。
でもEsher Demosを聞くとジャマイカのリズムはすでに鳴っている。

リズムはアコースティック・ギターでとっている。
2本のギターはポールによるもの。

ポールには最初からジャマイカのリズムのアイデアがあった。
そのアイデアの通りにデモを作成し、そのデモの通りに最初の録音をした。

 


【資料】

ホワイト・レゲエの先駆的な作品
(ビートルソングス P.136)

レゲエのリズムを取り入れて作ったカリプソ風のナンバー
The Beatles Sound Book Vol.3-2 Official Numbers P.31)

 


レゲエをいち早く取り入れた画期的な作品だった。
斬新な曲だった。