Beatlemania's Blog ~ビートルズ研究~

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The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。- 64- 【Everybody's Got ~】

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White Album



【 Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey 】 -1-

 


現時点での感想

 


このセッションでの録音5曲目。
ジョンの曲

ジョン:リズム・ギター
ジョージ:リード・ギター
ポール:ベース
リンゴ:ドラム


White Albumには数少ないストレートなロック・ナンバー
こんなに早く録音したということはジョンの自信作でお気に入りなのだろうか。

ジョンにとっては3曲目の録音。Revolution 1と9の次。
実質的には2曲目の録音。

最後のCome Onのジョンの大合唱がダンダダンダダのベースで集約されていく。
この時のスリル。ここがこの曲のハイライト。いつも期待感で満たされる。

またCome Onの合唱となってすぐに終わる。
もっと聞きたい気分になる。

最後のCome Onの合唱。
Beach Boysの「Cool Cool Water」に似てる。

これはダダイズムの表現らしいんだけど。時間的に先なのはビートルズ
だからBeach Boysがこの曲に影響されたかどうか。

間違いなくブライアン・ウイルソンビートルズ
聴いているので影響されたのかもしれない。

ジョンはヨーコと試みていたサウンドコラージュの手法をここで使う。
ジョンは快調にしたいことをしている。ぶれていない。

警報が鳴り響いているイメージ。「混沌と叛乱」
ジョンは自分で作ったWhite Albumのコンセプト通りに作っている。

革命と破壊。不穏でスリリング。
ロックによる革命のアンセム