Beatlemania's Blog ~ビートルズ研究~

ビートルズ・ファンがビートルズについて調べたことを書くブログ

The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-367- 【Happiness Is A Warm Gun】

 

【 Happiness Is A Warm Gun 】 -20-

 


【まとめ】

 

White Album」セッションでの録音26曲目

 


Happiness Is A Warm Gun について

歌詞はダブル・ミーニング
ジョンが考えた状況や言葉ではなく他人の言葉、記事からの引用
Happiness Is A Warm Gunはジョンが銃雑誌をみて驚いた言葉
nobody can do me no harmはジョンの本心からの言葉
拍子が難しいので話し合いながら合わせていかなくてはいけない
このことはドラムは4分の4拍子でギターが8分の6拍子になるところも含めて
全て同時演奏で録音したということを示すのではないだろうか。
収録テイクでの1分34秒で編集している。
最初から1分34秒が第53テイク、1分34秒から最後までが第65テイク
この歌はオノ・ヨーコへの恋の歌だ。
全編オノ・ヨーコへの恋と彼女のイメージと彼女への呼び掛けを綴っている。
ポールはインタビューでこの曲を一番好きな曲だと
発言している。

 


ビートルズの状態について

この難しい曲を話し合いながら集中して2日間で完成させてしまう。
バンドのメンバー間の信頼感と曲への意識の高まりがある。
ジョンとマーティンの溝は深いがマーティンは長期休暇中で
録音現場にいない。
ポールとリンゴの確執は解けている。
ポールとジョージの仲違いはくすぶりながら棚上げされている。
ジョンとポールの仲はよく他のメンバー間はほどほどだ。
それまでのビートルズもそうであり変わってはいない。
この時点で大きな問題はバンドにみられない。