The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-196- 【Sexy Sadie】
【 Sexy Sadie 】 -18-
録音3日目と録音4日目で完成させる
○
【資料】
1968年8月13日
録音3日目
第100~107テイク
ドラムス、ピアノ、ファズ・ギター、それにジョン・レノンのボーカルから成る
(The Complete Beatles Recording Sessions P.184)
:
それまでの録音を全て破棄。
2回目のリメイクをする。
初日の録音はジョンがボーカルとギター、ジョージがエレクトリック・ギター
ポールがオルガン、リンゴがドラムという編成だった。
だからこの日の録音もそれに準じた編成だろう。
リンゴがドラム、ポールがピアノ、ジョージがエレクトリック・ギター、ジョンがボーカル
○
【資料】
3回目の録音はうまくいった。
リズム・トラックは第107テイクで完成した。
ジョンがリード・ボーカル
ジョンとジョージのエレクトリック・ギター
ポールのピアノ
リンゴのドラム
(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.204)
:
全部で8テイク録音した。ベストは第107テイク
ジョンもギターを弾いているとしている。
○
【資料】
1968年8月21日
録音4日目
完成
第107テイクへのオーバー・ダビング
レノンの別のリード・ボーカル、オルガン、ベース・ギター
2通りのバック・ボーカル、タンパリンが行われた。
(The Complete Beatles Recording Sessions P.187)
:
1週間後の録音4日目にオーバー・ダブ
完成した。
○
【資料】
ジョージがギリシャから帰国したのはこの日の早い時間だったが
夜のセッションに参加したかどうかは定かではない
(The Complete Beatles Chronicle 1965-1970 P.359)
:
ジョージとパティは8月17日から急にギリシャ旅行の休暇をとった。
8月21日のこの日に帰ってくる。
○
【資料】
第107テイクへのオーバー・ダビングが行われた。
ピアノとギター
ポールのオルガンとリンゴのタンバリンとジョンのセカンド・ボーカル
バッキング・ボーカル
最後にポールのベースをオーバー・ダブした。
ジョージは遅くにギリシャから帰国した。
バッキング・ボーカルを歌うために帰ってきたようなものだ。
(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.204)
:
オーバー・ダブをして完成。
完成テイクは魅力的なコーラスが加わり演奏も素晴らしいものになる。
リメイク、再リメイクと繰り返したのにすごくよくなっていった。
ここでもビートルズはいい曲を生み続ける。バンドは生きている。
ジョージはこの日の遅くにギリシャから帰ってきた。
セッションに参加してバック・ボーカルを録音した。