Beatlemania's Blog ~ビートルズ研究~

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The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-146- 【Cry Baby Cry】

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The Beatles Sound Book Vol.3-2 Official Numbers 213

【 Cry Baby Cry 】 -6-

 

曲後に置かれたCan You Take Me BackはCry Baby Cryの一部なのか

 


【資料】

Cry Baby CryとRevolution 9の間にはちょっとした断片が
はさまっている。

 


ジョンのボーカルのCry Baby Cryが終わると
ポールのボーカルのCan You Take Me Backが始まる。

 


【資料】

I Willのレコーディングの際に生まれたCan You Take Me Backが
曲尻に編集でつなげられた。

レコード・コレクターズ 2018年 12月 P.90)



Can You Take Me BackはI Willのレコーディング中に生まれた。
編集でつなげられた。

 


【資料】

Cry Baby CryとRevolution 9との間に挟み込まれているのは
ポールの断片的な作品で、一面で「Wild Honey Pie」がやっているように
バンドの素材の豊富さをひけらかしている

ビートルズ全曲解説(ティム・ライリー著) P.317)



Cry Baby Cryのアウトロに曲の一部分としてあるのではない
Can You Take Me Backは独立して2曲の間にある。



【年表】

1968年9月16日

I Will-take 19(Can You Take Me Back)
1分56秒

(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.211)

 


Cry Baby Cryの録音の2ヵ月後にI Willの第19テイクで録音されている。
全体では1分56秒あり1曲分の長さだった。

 


【資料】

後半の28秒分がさらに抜き出されてCry Baby CryとRevolution 9の間に
挿入された。

(真実のビートルズサウンド P.423)

 


全体で1分56秒の長さの曲のうち28秒が抜き出された。
2曲の間に挿入された。

 


【資料】

ポールの即興によるものだが、1曲としてはクレジットされていない。
2分21秒の曲の1分51秒から2分19秒の間の28秒の演奏部分が公式盤に収録されている。

The Beatles Sound Book Vol.3-2 Official Numbers 213 P.44)

 


曲としてクレジットされていない。
Cry Baby CryとRevolution 9とのつなぎの役目でいれられた。

 


【資料】

24時間に及ぶ長時間のミックス作業を終え、ビートルズはやっとのことでアルバムの
曲順を決定する。
I Willのセッション中の即興演奏Can You Take Me BackがCry Baby Cryと
Revolution 9の間に挟まれることになった。

(The Best Of The Beatles Book P.220)

 


Can You Take Me Backの挿入はアルバム作成の最後に決定された。
最後に曲順を決定したときに2曲の間に挟まれることになった。