The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。-146- 【Cry Baby Cry】
【 Cry Baby Cry 】 -6-
曲後に置かれたCan You Take Me BackはCry Baby Cryの一部なのか
○
【資料】
Cry Baby CryとRevolution 9の間にはちょっとした断片が
はさまっている。
:
ジョンのボーカルのCry Baby Cryが終わると
ポールのボーカルのCan You Take Me Backが始まる。
○
【資料】
I Willのレコーディングの際に生まれたCan You Take Me Backが
曲尻に編集でつなげられた。
(レコード・コレクターズ 2018年 12月 P.90)
:
Can You Take Me BackはI Willのレコーディング中に生まれた。
編集でつなげられた。
○
【資料】
Cry Baby CryとRevolution 9との間に挟み込まれているのは
ポールの断片的な作品で、一面で「Wild Honey Pie」がやっているように
バンドの素材の豊富さをひけらかしている
(ビートルズ全曲解説(ティム・ライリー著) P.317)
:
Cry Baby Cryのアウトロに曲の一部分としてあるのではない
Can You Take Me Backは独立して2曲の間にある。
○
【年表】
1968年9月16日
I Will-take 19(Can You Take Me Back)
1分56秒
(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.211)
:
Cry Baby Cryの録音の2ヵ月後にI Willの第19テイクで録音されている。
全体では1分56秒あり1曲分の長さだった。
○
【資料】
後半の28秒分がさらに抜き出されてCry Baby CryとRevolution 9の間に
挿入された。
:
全体で1分56秒の長さの曲のうち28秒が抜き出された。
2曲の間に挿入された。
○
【資料】
ポールの即興によるものだが、1曲としてはクレジットされていない。
2分21秒の曲の1分51秒から2分19秒の間の28秒の演奏部分が公式盤に収録されている。
(The Beatles Sound Book Vol.3-2 Official Numbers 213 P.44)
:
曲としてクレジットされていない。
Cry Baby CryとRevolution 9とのつなぎの役目でいれられた。
○
【資料】
24時間に及ぶ長時間のミックス作業を終え、ビートルズはやっとのことでアルバムの
曲順を決定する。
I Willのセッション中の即興演奏Can You Take Me BackがCry Baby Cryと
Revolution 9の間に挟まれることになった。
(The Best Of The Beatles Book P.220)
:
Can You Take Me Backの挿入はアルバム作成の最後に決定された。
最後に曲順を決定したときに2曲の間に挟まれることになった。