Beatlemania's Blog ~ビートルズ研究~

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The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。- 68- 【Everybody's Got ~】

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Paul McCartney 右 Jackie Lomax



【 Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey 】 -5-

 


ポールの行動からリハーサルの参加メンバーを最終決定する。

 


【年表】

1968年6月20日~6月25日
ポール不在
ポール、米、ロサンゼルスへ。

1968年6月26日
スタジオでリハーサル
リハーサルだが録音はしている

1968年6月27日
録音初日
1~6テイク録音

 


ポールの帰国を考慮して帰国の翌日からセッションの予定を入れている。
ポールが演奏に必要だったということ。

ポールはリハーサルに参加予定だったということ。
そういう状況でポールが参加しないとは考えられない。

直前の録音Blackbirdではジョンとポールはこのうえなくうまくいっている。
それを引き継いでジョンとポールは鉄壁の協力体制となっている。

 


【資料】
1968年6月25日
アメリカから帰国したばかりのポールは(Revolution 1)の
セッションには参加していない

(The Complete Beatles Chronicle 1965-1970 P.350)

 


つまり、ポールは6月25日には帰国している。アメリカの旅行が長引いて
6月26日のリハーサルに参加できなかったということはない。

ポールは帰ってきている。参加しないことはありえない。
6月26日のリハーサルにポールは参加している。

以上、6月26日のリハーサルにはジョージを除く3人が参加している。
ベースは最初から後でオーバー・ダブするつもりだったのだろう。

 


【年表】

1968年6月20日~6月25日
ポール不在
ポール、米、ロサンゼルスへ。

1968年6月24日~26日
ジョージ
ジャッキー・ロマックスの「Sour Milk Sea」のプロデュース

ギター:ジョージ・ハリスン
リード・ギター:エリック・クラプトン
ベース:ポール・マッカートニー
ドラム:リンゴ・スター
ピアノ:ニッキー・ホプキンス

1968年6月26日
スタジオでリハーサル

 

:
ポールはジョージがプロデュースした「Sour Milk Sea」の演奏に参加している。
ポールはジョージに協力している。

この時ジョージとポールはうまっくいっている。
問題はおこっていない。

ポールが「Sour Milk Sea」でベースを弾いたのはいつだろうか。
アメリカから帰ってきた日の6月25日かリハーサルの26日かのどちらかだ。

どちらも可能性はあるがジャッキー・ロマックスがボーカルを録音するときに
ビートルズのメンバーの3人が見ていて緊張したとの資料がある。

また、録音初回のリハーサルの時に他の曲のセッションはしたくないだろう。
そういう理由でポールがベースを弾いたのは6月25日とする。