Beatlemania's Blog ~ビートルズ研究~

ビートルズ・ファンがビートルズについて調べたことを書くブログ

The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。- 48- 【Blackbird】

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Blackbird, Rehearsal (11 June 1968)

【 Blackbird 】 -6-

 

リハーサル時のポールとジョンの関係はどうだったのか

 


【資料】

Blackbird、リハーサルの時の様子


ジョンとヨーコが霊柩車について話し合っている間、ポールはブルースにしたり、
様々なアレンジを試していた。

ヨーコ
「ジョンのリムジンに乗っていると霊柩車に乗っているような気分になる」
ジョンは困惑する。
「俺たちは何の話をしているんだ」

ジョンは自分のギターをチューニングしてポールの横で
ギターを弾き始める。

ポールはリハーサルを続け、エルヴィスの声音をしたり
トーキングブルース調にしたりした。
ジョンは一緒に演奏している。

ジョンはコントロールルームに向かい曲のアレンジについて話し合う。 

Mother Nature's Sonをポールは弾き語った。
ポールは弦楽四重奏を考え、ジョンはブラスを提案した。
ポールはこの曲にはブラスがふさわしいとわかった。

(That Magic Feeling,The Beatles' Recorded Legacy P.177)

 



ジョンはとても上機嫌だ。
オノ・ヨーコと楽しく雑談している。

ポールのBlackbirdを本当にいいものにしようと努力を惜しまない。
一緒にギターを弾いて曲を完成させている。

ポールはMother Nature's Sonのアレンジをジョンに相談したかったのだろう。
Blackbirdのリハーサルなのにポールが弾いているので不思議だった。

ジョンは親身に相談に乗りアレンジを一緒に考えている。
ポールは考えがまとまり満足しただろう。ジョンに感謝したはずだ。

実際にMother Nature's Sonはブラス奏者がホルンを演奏している。
アレンジが決定した瞬間がここかもしれない。

ポールとジョンはこのうえなくうまくいっている。
そこにはファンが想像する二人の共同作業の理想がある。