The Beatles「White Album」いつビートルズは仲違いしたのか。なぜ解散したのか。- 44- 【Blackbird】
【 Blackbird 】 -2-
演奏は本当にポール一人だったのか。
○
【年表】
1968年6月11日
Blackbird 録音(ポール1人で)
Revolution 9 録音(ジョン & ヨーコ)
ジョージがカリフォルニアでラビ・シャンカールと映画の撮影
1968年6月7日~6月18日
ジョージ、リンゴ不在
(The Complete Beatles Recording Sessions P.170)
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ポールは1人でBlackbirdを録音。
完成させる。
ジョンは別室でRevolution 9のサウンド作りに夢中。
ジョージとリンゴはアメリカに旅行中で不在。
ジョージとリンゴが不在であったから
1人で演奏できるこの曲の録音をしたのだろう。
この曲は最初からポールが1人で録音すると
決めていたということ。
今までにはなかった1人での録音。
でも4人の仲の悪さは感じられない。
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ポールの全くのソロ・レコーディングだ。
伴奏はポールが弾くアコースティック・ギターだけ。足元にマイクを置き
歌いながら床を叩いてリズムをとる音を打楽器として使っている。
(これがビートルズだ P.196)
この曲のレコーディングには3本のマイクロフォンが使われ
ポール・マッカートニーの声、ギター、タップを踏む足元に
それぞれセットされた
(ビートルソングス P.140)
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ポールのソロ・レコーディングであることは確実。
ボーカル、ギター、足でリズムをとる音にそれぞれマイクを置いた。
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夏の夜にアビイロード・スタジオの外へ椅子を置き
マイクをセッティングしてレコーディングした。
(真実のビートルズ・サウンド P.174)
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録音はスタジオの外で行われた。